2012年 10月 02日
2つのフィンユール邸 |
今年フィンユール生誕100年を記念して日本の飛騨にフィンユール邸の図面をもとに竣工されたようですが、本家と同じ図面をもとに建てられた建物なのに何かが違います。
デンマークの美術館となった自邸は、そこで何十年も生活をしてきたフィンユールの生活とか人生の匂いが残っているせいなんでしょうね。
住宅は、そこに人が住んでその人の人生が染み込んで建物の色になるという事。
デンマークの自邸が彼の人生を伝える美術館だとしたら、日本にあるフィンユール邸は、メーカーのショールームにしか過ぎない。
2つの美術館を訪問してそんな印象を持ちました。
by eurointeriors
| 2012-10-02 11:18
| Impressions